NOAI ❺【実態】
[http:// :title]
NOAI ❺【実態】
マクシムと友人のハッカーであるオコーネルはワシントンD.C.にある日経企業3社が入る巨大でスチールインゴットにようになガラス窓がないHITEC協同組合のゲート前に立つ。
マクシムは鈴木元議員に電話をした。
マクシム「私が24時間以内に連絡しなかった場合何か不測な事態が起こった事になります。私は構いません。「何とかなりますので日本の事務所に戻ってください。」
私を探すよりもあらゆる手を尽くして新型対人兵器の使用を食い止めてください。」
鈴木元議員「わかった。緊急の事態の時用に君の友達のリストも控えてあるから心配するな。頼んだぞ!」
オコーネルは下を向いてニヤケて聴いていた。
ハッカーであるオコーネルが事前に長期休暇中である実在の2名の研究員のゲートパスデータをスキミングしておいたので、やすやすと入る事が出来た。
巨大ビルの正面から入ると広いホール左手に各階の案内掲示されている。どうたら、最北科学、北部電子、日本総合鋼管は地下の最深部B12-B14にあるようだ。
マクシム「オコーネル行くぞ!」
顔を合わせて頷きエレベーターのカードリーダーにスキャンし地下へ12階へ
地下12階に到着して静かにエレベーターのドアが静かに開く。
研究者達はこちらに背を向けて慌ただしく働いている。この広い空間に無数にいる研究者は誰が何の研究や開発をやっているなど御構い無し自分たちに与えられた仕事のみこなしている。
従って自分たちは何を作ったり研究しているのかなど彼らに知るよしもない。
マクシム「おい、オコーネル、なんか堂々と居られるな。誰も俺たちのこと気になってないぞ、いいぞ。
「ここで彼ら研究者がDNAによる有色人種抹殺の為の研究と知ったら信じなだろうし耳も貸さないだろうな。」
オコーネル「まずは人食い有色人種DNAを生成するバイオセクションに向かおう。そこで生成プログラムを改ざんして無害化する。」
マクシム「OK!俺にはよく分からないけど、やろう!」
その時だった、
ガシッ‼️とマクシムの両腕を 掴んできた者が、、
オコーネルは悲しい顔をして
オコーネル「悪いなマクシム‼️」
と言い放ちマクシムは両脇を大柄の男達に抑えられどこかに連行された。
長い廊下の突き当たりにドアがあり、大柄男はそのドアを開ける。
そこにいたのは紺のTシャツに白っちゃけたオレンジ色のショートパンツを履いた見るからに病的に色白で白髪、長髪、痩せすぎで歩くだけで足の骨が折れそうな男だ。
マクシム「なんかおかしとは思ったんだ。こうやすやすと侵入できるなんて。」
「オコーネルは今何処だ? 」
「あんた誰だ!」
所長「私はここの所長ヨハンスキーだ。あ、あのヨチヨチハッカーの少年か今は気持ちよさそうに眠っているよ。」
所長が壁のパネルをタッチすると透明な液体のケースに入った気持ちが悪い脳みそとそれに繋がる神経の先には目が2つ見えた。まるでクラゲの様だ。
マクシム「うぁーっ!」
大声を出すとケースの中の目がギョロギョロ動き出した。
所長「さきほどまで君のお相手をしていたのはオコーネルの身体に入ったクローンブレインだったのだよ。」
「今、オコーネルの意識はこのケースの中の脳にあるわけだ」
「君の友人オコーネルが私の共有サーバーから技術者のデータをハッキングする最にこちらも相手の脳の情報を引き出し精神をコントロールし尚且つ実際の脳をクローンにして入れ替えしまう防御技術を持っているのだよ。」
「 君の友人はそれにまんまとひっ掛かった訳だ。」
「まだこのセキュリティシステムはβ版がゆえに実際に作動して結果が出たのはとても嬉しい。」
「セキュリティ研究チームも今頃祝杯を挙げているだろう。」
所長「ところで、なんだ、君は楽しいショーが観れると思って来たのではなかったのか?」
マクシム「はぁ?貴方達のやっている研究を本当に分かっているのですか?」
所長「分かってない訳無いだろ君は頭がおかしくないか?そうだいいものを見せてやろう。
「激しく実に美しいショーの始まりだ。」
ガラスが大型のモニターに変化して中には
ヨハネスブルグの街並みが映っている。
そしてアメリカの軍事衛星から霧状の光が大陸に降り注ぐ。
その後数分で街は悲鳴と怒号の嵐となりマクシムはモニターの向こうで何が起きているかわからない。
マクシム「どうしたんですか?何をしたんですか?」
所長「これは失礼もっとよく見える映像に切り替えよう。」
リモコンのパネルに触れた途端物凄い光景が!
それは人の頭部が一瞬で巨大化し目が破裂して顎が蛇のように大きく開き逃げる有色人種のみを掴むと頭部から一気に丸呑みしてしまい首から上を引きちぎってしまう。狂人化後は食わないと24時間で苦痛のまま死んでゆく。それは見るからに惨殺の地獄絵図だ。
ハンドバッグを持ったOLも逃げまりハンドバッグを振り回して抵抗するが力つきると一瞬で頭部を呑み込み首を噛み千切られた。
鮮血が首の切り口から吹き出た。
ヨハネスブルグの街は一面血の海と化した。
それをマクシムは観ていたが落胆しいつしか気が遠くなり気を失った。。。
有色人種が狂人化して同じ有色人種を食べる恐ろしい兵器が今使用されたのだった。
つづく。。。
次のNOAI❻へ
http://www.mackey69esctcc.com/entry/2017/11/04/095018
【はじめから読む】❶へ
http://www.mackey69esctcc.com/entry/2017/10/31/134046
[http:// :title]